■ 旧鎌倉街道沿い竹垣工事完成 ■
当院の墓地南に隣接する道路は鎌倉時代の東海道です。 頼朝や義経はここを通りました。昨年、石垣うえの竹垣のデザインを一新し、 全長100メートルの、中々見事な垣根ができました。
コンクリートの万年塀やプラスチック竹では味わえない風情が有り、多くの通行の方にお褒めの言葉をいただきました。 地域に癒しの景観を造るのも、寺の仕事かと思います。その良い例が京都です。(竹垣写真) |
■ 四国八十八カ所 地下霊場 完成 ■
墓地の区画整理を足掛け20年するかたわら、地下にトンネルを掘り、お四国八十八カ所霊場を造っていました。 昨年末、ようやく完成。20年前には予想だにできなかった四国ブームとなり、NHKが四国霊場ドラマを放映する程の霊場ブームです。
当院の地下霊場には四国八十八カ所霊場の本堂下のお砂が集められており、 これらの砂はすべて本物で、暗闇の通路をご詠歌をバックに、順番に触れる事で、
四国を一巡できるようになっています。四国へお参りに行きたくともなかなかいけませんが、 これからは当院でお参りできます。本年、開通式を行います。後日ご案内をいたします。
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■ 宝善院の百年計画 ■
およそ100年前、明治になる頃、全国の寺の半分はつぶれてなくなりました。 神奈川県内でも多くの寺が、倒産・消滅しました。将来、そのような時代が、
もう一度くるのでしょうか。住職は来ると思っています。 いやむしろ、今まさに、そのような時代に差し掛かったといってよいでしょう。 当院800年の歴史の中で日本国は、鎌倉幕府、江戸幕府、明治国、昭和国と四度倒産、
そのつど当院は焼失しました。どうしたら今後百年、宝善院を生き残らせてゆかれるか、 宝善院百年計画。これが当院住職、生涯の眼目と考えています。
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