 |
|
|
− 武田信玄小田原城攻めの戦死者供養塔 − |
|
|
戦国時代当院は小田原北条氏の信仰する寺院で、北条家臣団が当院を支えていました。永禄十二年(1569年)武田信玄が小田原城を攻めたとき、この地方も戦場となりました。この塔はホウキョウインダラニ塔と呼ばれ、塔の下にホウキョウインダラニ経を埋葬して塔を建てることからこの名が生まれました(丸い生垣の後ろの石柱)。戦死者の霊魂はこの塔に風とともに運ばれ、塔に当たることで供養されるという信仰から、古来、戦場の跡地にはよく建てられました。
昔のことですが、日露戦争の激戦地・中国・旅順・203高地に、真言宗では多くのホウキョウイン塔を建立しました。 |
|
 |
|
|
|