− ネパール手作り釈尊生涯伝記ドア −

  お釈迦様はインド人?それともネパール人?正確にはネパールでお生まれになりインドで修行、布教されたといえるでしょう。お釈迦様がお生まれになったと伝えられるルンビニー村も、お育ちになったカピラバスツー城も現在はネパール国内にあるからです。ですからネパール人でもありインド人でもあるといえます。
 西側石垣中央、四国八十八ヶ所地下霊場のドアは、ネパールで製作された総彫刻の木製ドアです。ここには釈尊の四大物語りが彫られています。
シリーズは以下の構成になっています。

1、 誕生 今から2500年前、ネパール領ルンビニーの森でお釈迦様はお生まれになりました。お母さんのマヤ夫人とお釈迦様の誕生の姿。
2、 出家(29歳) 人間が逃れることのできない四つの苦しみ(生老病死)をどうしたら解決できるのか。静かに眠る妻子を残して、お釈迦様は出家されました。窓からは満月に映えるヒマラヤが見えます。
3、 悟り(35歳) 苦しい修行の後、お釈迦様はお悟りを開かれました。
4、 涅槃(80歳) 八十有余年の人類救済のご生涯を、クシナガラの沙羅の木の根本で、眠るがごとくご生涯を終えられました。悲観にくれる弟子たち。

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