4月17日、かねて念願の四国八十八ヶ所地下霊場が、多くの参拝者のご参詣をいただき開通しました。 当日の天気予報は、100%大雨予想の中、奇跡的に穏やかな小春日和、多くの皆様が不思議な地下霊場を参拝されました。
本山・京都・東寺の重役を始め、宗派役員、二十数ヶ寺の近隣寺院のご住職の読経の中、地下霊場が開通。 この霊場は、今から26年前、県道拡張工事による、墓地区画整理事業から工事が始まりました。
墓地整備にあわせて通路の下にトンネルを施工し、本堂の地下と連絡したものです。
本堂内の地下入り口から階段を下りると、四国八十八ヶ所地下霊場のお砂が封入された宝珠が、暗闇の中に青色に発光しており、その宝珠すべてに触れながらお参りすると、自然と四国を一周したことになります。昔からお砂踏み霊場というのはありましたが、当院のように手で触れながら参拝するというのはおそらくわが国でも初めてと思われます。
式典の後、工事関係者を代表して檀家の尾崎建設さん、猪股石材店さんに感謝状が贈呈され、当院役員にも長期功労の感謝状が贈呈されました。
境内では、記念パーティーが開かれ、弦斎カレーパンで有名な、檀家の「高久製パン」社長が、七夕太鼓を奉納くださり、勇壮な太鼓つつみに一時を過ごしました。
今後は、毎月21日、午前9時より午後4時まで開場します。 |